特集「最近の大規模建築物 その1」

No. 431 2013/12月号

特集「最近の大規模建築物 その1」

 

※執筆者名の後の( )内の数字はその記事のページ数を表す。

 

◆防災随想

◇建築学会の大会に参加して ―また性能設計について考えました―  (1ページ)

濱田 信義

濱田防災計画研究室

◆特集「最近の大規模建築物 その1」

◇あべのハルカスにおける防災計画 (10ページ)

合田 靖 竹市 尚広

株式会社 竹中工務店 設計部

昨今、地震大国である日本においても、建築技術の発達、都市の高度利用による経済的効果により建物の超高層化が進んでいる。本計画では、現在の建築基準法、消防法をはじめとする規制、対策だけでなく、超高層複合用途ビルにおける、火災・煙・避難に対する様々な安全性の検討をおこない、防災計画書を策定し、全館避難安全性能の大臣認定を取得している。

◇清水建設本社におけるecoBCPの取組み (7ページ)

高橋 満博

清水建設(株)設計本部 設備設計部2部

低炭素社会の構築が求められる時代において、建築物からのCO2排出量削減は大きな役割を背負っている。一方で東日本大震災以降、災害に強くエネルギーの自立性に優れた建築への期待も高く、平常時の「省エネ」と非常時の「BCP」を融合した建築物が、これからの社会に求められている。本施設の建設にあたっては、建物からのCO2排出量を大幅に削減することを最大の目標とした。さらに、省エネと快適性を兼ね備えた災害に強い建物をめざし、多数の最先端技術を新たに開発。それを一つに融合することで、持続可能な社会の実現に貢献する超環境オフィスとして、2012年8月から運用を開始した施設である。

 

◇中之島フェスティバルタワー (6ページ)

 中島 究  吉田 聡  水野 雅之

(株)日建設計  (株)日本防災研究所

中之島は堂島川と土佐堀川に挟まれ、大阪の政治・経済・文化の中心地であり、豊かな水と緑そして歴史的建築が水都大阪を代表する景観を形づくっている。大阪を代表するメインストリートである四つ橋筋の両側に位置する朝日新聞ビル、大阪朝日ビル、新朝日ビルは、永きにわたって中之島を代表する建物として親しまれてきた。またフェスティバルホールは1958年4月にオープン、以来関西の人に親しまれてきた。

 

◆災害報告 速報

◇平成25年9月に発生した竜巻による埼玉県越谷市等での建築物等被害 (5ページ)

安藤 恒次、壁谷澤 寿一、中川 貴文、奥田 泰雄

国土交通省国土技術政策総合研究所

喜々津 仁密、荒木 康弘、石原 直、石井 儀光

独立行政法人建築研究所

平成25年9月2日14時頃に発生した竜巻により、埼玉県さいたま市、越谷市、北葛飾郡松伏町、千葉県野田市及び茨城県坂東市において建築物等の被害が発生した。国土技術政策総合研究所と建築研究所では、9月2日、3日及び5日に越谷市、松伏町及び野田市での建築物等の被害概要を把握するための現地調査を実施した。気象庁の発表によると、この突風をもたらした現象は竜巻であると認められ、その強さは藤田スケールでF2であると推定されている1)。

 

◆行政ニュース

◇高層建築物等における歩行困難者等の避難安全対策 (6ページ)

東京消防庁 予防部

現在、東京では、本格的な高齢社会を迎え、「バリアフリー新法」、「東京都福祉のまちづくり条例」等を踏まえたユニバーサルデザインの理念の下、全ての人が安心・安全かつ快適に暮らし、訪れることができるまちづくりの実現に向けた取組みが推進されています。

 

 

*情報交流制度にお申し込みいただいた方には、当協会の月刊誌である「建築防災」をお配りしています。

 

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