特集「タイル貼り仕上げ外壁の調査事例   ―打診と併用した赤外線装置法を用いた調査事例を中心として―」

No. 428 2013/9月号

特集「タイル貼り仕上げ外壁の調査事例

―打診と併用した赤外線装置法を用いた調査事例を中心として―」

 

※執筆者名の後の( )内の数字はその記事のページ数を表す。

 

◆防災随想

◇順番について ―――災害時の優先順位―――  (1ページ)

上田 博司

(株)東急コミュニティー 顧問

地震のあと、困ることの一つにエレベーターの復旧がある。エレベーター保守会社が点検に来るまでの時間は、対象となる建物が多ければ多いほど時間がかかり、数時間となることは避けられない。そこで次第にイライラがつのったお客様は保守会社に電話をすることとなる。

 

◆特集「タイル貼り仕上げ外壁の調査事例 ―打診と併用した赤外線装置法を用いた調査事例を中心として―」

◇はじめに (1ページ)

坂本 功

東京大学名誉教授

平成18年6月にエレベータにおける死亡事故、平成19年5月にコースターにおける死亡事故があり、その他看板や外壁の落下事故も相次いだ。

 

◇定期調査報告における外装仕上げ材の調査 (7ページ)

池田 博文

一般財団法人 日本建築防災協会業務部

平成25年4月1日施行で建築基準法第12条第1項に基づく特殊建築物等の定期調査報告について、定期調査項目・調査方法及び判定基準が国土交通省告示で定められるなど大きな見直しが行われた。本稿ではそのうち外装仕上げ材の調査についてその概要を紹介する。

 

◇定期調査報告における赤外線装置法の適用と調査事例の紹介 (21ページ)

佐藤 紀男

佐藤建築事務所

建物外壁には、躯体の保護や美観上の理由から、タイル貼り、石貼りあるいはモルタル塗りに塗装仕上げなどの仕上げが施されている場合が多い。

しかし、これらの仕上げ材は、経年に伴い、浮きやひび割れ、欠損、エフロレッセンスなどの劣化現象が見られるようになり、これをそのまま放置すれば、さらに外壁の劣化が進行し、建物としての機能を低下させたり、タイル貼りなどの剥落によって、通行人や器物などに思わぬ損傷を与えるおそれがあるので、定期的な点検、調査を行い、劣化を早期に発見し、以後の使用期間に見合った適切な修繕等を行う必要がある。

◇おわりに (1ページ)

中島 修一

ダイケンエンジニアリング(株)

外壁調査における赤外線装置法はその特性を生かすことによって、調査者の作業環境の改善(特に安全対策)と足場費等の費用の削減を期待できる調査方法である。しかし一方では適用限界も多く、実際の調査では十分な知識と経験が求められることも事実である。

 

 

*情報交流制度にお申し込みいただいた方には、当協会の月刊誌である「建築防災」をお配りしています。

 

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