特集「平成24年度 耐震改修優秀建築・貢献者表彰」

月刊「建築防災」
No. 423 2013/4月号
特集「防災体験学習施設 その1」

※執筆者名の後の( )内の数字はその記事のページ数を表す。


◆防災随想
◇障碍者にも「不断の用意」/隈澤文俊(芝浦工業大学教授)(1ページ)
◆特集「防災体験学習施設 その1」
◇防災体験学習施設  まえがき/坂本 功(東京大学名誉教授)(1ページ)

 建築防災にかぎらず、防災全般にわたって、その専門家が実験や解析、あるいは調査をするのは当然であるが、その成果を一般の人にも理解してもらい、実際の災害に対して物心にわたる準備していただくことが非常に重要である。そのような目的のために、この特集で「防災体験学習施設」と呼んでいる施設が、方々にできている。
◇東京湾臨海部基幹的広域防災拠点(有明の丘地区)/松村耕太(内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(事業推進担当)付参事官補佐(防災拠点施設担当)(6ページ)
 東京湾臨海部基幹的広域防災拠点(有明の丘地区)は、東京都江東区有明に整備された防災公園です。平常時は人々の憩いの場や防災に関する体験・学習・訓練の場として利活用されていますが、首都直下地震発生時には国の広域的な災害応急対策活動の拠点となります。
◇「稲むらの火の館」(濱口梧陵記念館・津波防災教育センター)~梧陵の偉業と精神を語り継ぎ、津波防災に活かそう~/熊野 享(稲むらの火の館 館長)(5ページ)
 稲むらの火の館(写真1)の大きな特徴は「津波防災教育センター」と、「濱口梧陵記念館」の2つのテーマを持っているということである。「津波防災教育センター」は災害ミュージアムとして、「濱口梧陵記念館」は稲むらの火や広村堤防築堤における濱口梧陵の偉業や功績を学ぶ施設として設立されている。
◇北淡震災記念公園 野島断層保存館~野島断層からのメッセージ 体験を未来に生かす~/米山正幸(野島断層保存館 副館長)(4ページ)
 18年前、平成7年1月17日午前5時46分、震度7、マグニチュード7.3の直下型地震が旧北淡町を襲った。兵庫県南部地震だ。(写真1)
 水平動(横の動き)の大きさもさることながら、上下動(縦の動き)が非常に大きかったというのがこの地震の大きな特徴だ。エネルギーのほとんどを約10秒間で放出した。そのあとの横揺れ余震を合わせて約40秒間で旧北淡町では39名の方が亡くなってしまった。その内訳は、37名の方が窒息死、圧死の即死で当日中に、1名は旧北淡町で唯一大きな火災が起きてしまってお弁当を作っていたお母さんが焼死、あと1名は5月に病院で亡くなってしまった。倒壊、損壊した家屋も9割を超した。当時、旧北淡町内約3,700戸あった内3,300戸が全壊、半壊、一部損壊してしまった。(写真2)
◇濃尾地震と根尾谷地震断層観察館~濃尾大震災の体験を語り継ぎ、今後の地震対策に活かす~/高橋 晃(岐阜県本巣市教育委員会 根尾教育事務所長)(3ページ)
 根尾谷地震断層観察館が建設された目的
 濃尾地震の忌まわしい記憶を風化させないために根尾谷断層を後世に残し、安全・安心な市民協働・減災社会の実現に貢献することを目的として地震発生100年目にあたる1992(平成4)年に根尾谷地震断層観察館(地下観察館)が建設されました。
◆行政ニュース
◇「徳島県南海トラフ巨大地震等に係る震災に強い社会づくり条例」の概要/徳島県危機管理部南海地震防災課(4ページ)

 平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、地震国日本に住む私たちに、平穏な生活を一瞬して破壊する地震・津波の凄まじさを改めて知らしめました。
◆座談会
◇東日本大震災における応急危険度判定に係る座談会 その1/全国被災建築物応急危険度判定協議会(11ページ)

*情報交流制度にお申し込みいただいた方には、当協会の月刊誌である「建築防災」をお配りしています。

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