(特集「エレベーター、エスカレーターの維持保全」)

月刊「建築防災」
No.341 2006/6月号
特集「エレベーター、エスカレーターの維持保全」
シリーズ「建築保全のための建築物調査の基礎知識72」
 
※執筆者名の後の( )内の数字はその記事のページ数を表す
 
◆防災随想
◇現場でできる省エネルギー第一歩/中島修一(ダイケンエンジニアリング(株)常務執行役員)(2ページ)

 
◆特集「エレベーター、エスカレーターの維持保全」/(社)日本エレベータ協会(20ページ)
 現在、昇降機(エレベーター及びエスカレーター)は建物の縦の交通機関としてなくてはならないものとなっている。多くの都市で超高層ビルが建築されているが昇降機が無くてはその実現が成されず、昇降機は重要な位置付けとなっている。
 昇降機の概念は非常に古く、紀元前4世紀くらいと考えられている。また、近代的な昇降機の始まりはOTISによる安全装置の発明である。
 日本に於いては、凌雲閣に設置された2台のエレベーターが始まりである。これを記念してエレベータ協会は11月10日を「エレベーターの日」としている。
 
◆行政ニュース
◇エレベーターの地震防災対策の推進について(社会資本整備審議会建築分科会建築物等事故・災害対策部会報告)/国土交通省住宅局建築指導課(6ページ)

 
 4月7日、第4回建築物等事故・災害対策部会(部会長:久保哲夫東京大学教授)が開催され「エレベーターの地震防災対策の推進について(案)」についてご審議いただいたところですが、このたび部会報告としてまとまられましたのでお知らせします。
 なお、今後、社会資本整備審議会建築分科会に報告し、建議としてとりまとめていただく予定です。
 
◇東京都港区で発生したエレベーター事故について(2ページ)
1.事故概要
 3日午後7時30分ごろ、東京都港区芝1、区民向け住宅「シティハイツ竹芝」の12階で、エレベーター出入り口の天井部分と、エレベーターの床部分との間に少年が挟まれた、と119番通報があった。
 少年は、救急隊員によって約40分後に救出され、近くの病院に搬送されたが、頭の骨を折るなどして、間もなく死亡した。
 警視庁捜査1課と三田署の調べによると、同住宅12階に住む都立高校2年生(16)。同課は、エレベーターの設計や管理などに何らかの過失があったとみて、業務上過失致死容疑で捜査を始めた。
 1階からエレベーターに乗って、12階で、自転車と一緒に後ろ向きで降りようとしたところ、エレベーターがいきなり上昇を始め、前かがみの状態で自転車とともに挟まれたという。
(読売新聞より)
 
◆シリーズ「建築保全のための建築物調査の基礎知識72」
◇建築に発生する故障・不具合に対する保全の高品質化/高草木 明(東洋大学)(4ページ)

 故障・不具合に対する保全の対応の水準は居住者の満足度に大きな影響を及ぼす。これを向上させるためには、分析結果に基づく目標設定と保全結果の評価が重要と考えられる。
 本報は、建築物に発生する故障・不具合に対する保全について、先ず、その仕事の意義を整理する。次に、その意義を達成すべく保全として成すべき仕事について、保全品質を向上させるための方策を挙げた。特に、保全結果の評価のために重要な保全記録の分析について実例を引いて具体的に示した。
 
◆協会ニュース
◇震災復旧のための震災建築物の被災度区分判定・復旧体制の推進について/(財)日本建築防災協会事務局(1ページ)

 本会では、地震被災後の応急危険度判定実施後等に被災住民等を対象に震災復旧のために実施される住宅相談及び建築物所有者等を対象とした建築物の復旧のために必要な震災建築物の被災度区分判定・復旧体制を整備するため、平成17年4月に日本建築士事務所協会連合会と合意書を交わし、都道府県建築事務所協会及び全国被災建築物応急危険度判定協議会とも協力しこの体制の整備を進めているところです(体制の概要は本誌平成17年5月号掲載「震災復旧のための震災建築物の被災度区分判定・復旧体制について」参照)。
 
◆住宅等防災技術評価のお知らせ
 
 
 

*情報交流制度にお申し込みいただいた方には、当協会の月刊誌である「建築防災」をお配りしています。

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