No.339 2006/4月号
特集戸建て住宅の免震工法 
シリーズ「建築保全のための建築物調査の基礎知識70」

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◆防災随想

◇一人一人の危機管理意識が大切/碓氷 辰男(東京建物())(1ページ)

 

◆特集「戸建て住宅の免震工法」

◇戸建て免震構造の設計/大橋 好光(武蔵工業大学)(5ページ)

 免震構造とは、基礎と上部構造の間に、免震材をとりつけた免震層を設けることによって、上部構造への地震力の入力を軽減するものをいう。当初は、事務所ビルでの採用が多かったが、現在では、集合住宅・戸建て住宅への採用も増えている。ここでは、戸建て住宅の免震構法の現状と設計の要点についてまとめる。

 

◇一条ハイブリッド免震構法/平野 茂(()一条工務店特建設計部)(5ページ)

 弊社は、東海沖地震の発生が心配されている真っ只中の1970年代後期、静岡県浜松市に生まれた。創業以来「地震に強い家造り」をモットーに取り組み、各種実大耐震実験を繰り返し実施し設計や家造りなどに活かしてきた。その結果、兵庫県南部地震では、阪神地区に供給した1000棟を超える建物は、全半壊ゼロの成果に繋がったと考えている。

 

◇スウェーデン式木質パネル工法住宅と免震工法/出蔵 達也(スウェーデンハウス()開発部)(4ページ)

 地震多発国である日本に建つ建築物にとって地震の揺れに対してどのような対策を取るかはとても重要なことである。

 基本的には地震の揺れを受け止められるよう建物を粘り強くまたは堅く作り、倒壊しないように設計する(耐震)ことになる。一方、地震による揺れを建物に伝わらないようにすることで、地震対策とするのが免震である。本稿ではここ数年増加が著しい木造(枠組壁工法に近い構造)の建物と免震装置の組み合わせの1例について紹介する。

 

◇住友林業の家 免震システム/金子 雅文(住友林業()住宅本部技術部)(5ページ)

 「住友林業の家 免震システム」(以下、免震システムと称す)は、平成1310月より静岡県地域限定として発売し、その後一部地域を除く全国で発売した。

 この免震システムは、木造軸組構法による住宅に転がり支承材タイプの免震材料を導入した方式であり、清水建設梶A東京大学、独立行政法人防災科学技術研究所と当社により共同開発した。その後、清水建設褐n列のエス・テク・リソース魔ニ改良を加えたシステムである。当社で採用している免震システムの特徴、効果、維持管理等について以下に紹介する。

 

◇ベアリング支承とオイルダンパーによる免震住宅/東田 豊彦(積水ハウス()技術部)(6ページ)

 1995年兵庫県南部地震を教訓に防災意識が大きく向上し、「@建物の倒壊防止」はもちろんのこと、「A家具等の転倒に伴う2次災害防止」が注目されてきた。最近になり「B生活水の確保」、「Cエネルギーの確保」など、地震後のライフラインが途絶えた場合にも生活できる住宅が期待されつつある。

 これらを容易に実現可能にするのが、上部構造にダメージを受けない免震住宅といえるだろう。

 

◇「ダイワハウス免震住宅」について/森 俊之(大和ハウス工業()総合技術研究所)(4ページ)

 「ダイワハウス免震住宅」システムは、特に鉄骨系免震住宅の更なる普及を目指し、免震装置自身を住宅メーカーが独自で考案することで、より経済的にかつ上部構造とバランスの取れた免震住宅システムを目指したものである。3種類のオリジナル免震装置を適用し、大地震時の揺れを大幅に低減する。その効果については実大実験で確認されている。また、暴風時の揺動も防ぐ機構となっている。以下に、本免震住宅システムの特徴、免震効果等について述べる。

 

◆シリーズ「建築保全のための建築物調査の基礎知識70

◇瓦の維持保全およびメンテナンス/山田 勝雄(()全日本瓦工事業連盟)(4ページ)

 瓦は1400年以上の伝統を持ち、日本の風土・気候に適した屋根材として、皆様に信頼をされ今日に至っています。

 1923年9月に関東大震災によって、工法が今までの土葺工法から引掛桟工法に変わってきました。

 建築基準法は昭和25年に制定され、昭和46年に改正されました。



 

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